導入背景
公共交通施設ということもあり、不特定多数の利用客が往来し、
未処理のアスベストが残置していることに問題がありました。
アスベストが含有されていた鉄骨の耐火被覆材は天井裏面にあり、
配線・ダクトなどの設備が入り組んでおり物理的に除去が困難でした。
また、アスベスト除去中の粉塵漏洩の問題が万が一発生した場合の信用の失墜や、
微細なアスベストを完全に除去できるのか、
というリスクへの疑念を持つ役員や従業員もおり、
なかなか除去に踏み出せないでいました。
さらに、施設の稼働停止を最小限に抑え、
運営に影響を及ぼさないようにすることが前提でしたが、
関係地場ゼネコンに除去工事の相談したところ、
施工場所が困難なことから工事費用が高額で、
数カ月の店舗閉鎖を避けられないとされていました。
導入のきっかけ
法改正によりアスベスト対策がコンプライアンス上、
対策しなくてはならないと社内で判断されたことに始まり、
いかに施工期間を短く、費用をかけずに除去できるか、
その方法を模索していたところ、
こちらの工法が以下のような条件をクリアしていたため、
施工をお願いしました。
・除去工事に比べて施工期間が短く、施設稼働の機会損失も少なく、
設備移転費用や従業員への休業補償等の損失も出ない
・国の認証機関より学術的な裏付けを元にした
アスベスト無害化の審査証明が発行されていて、
自治体や同業他社でも多くの実績があ理ました。
導入効果
・費用
→除去対策費用の約3分の1
(ゼネコン除去見積 約6千万円→無害化封じ込め 約2千万円)
・工期
→除去工法の約6分の1
(ゼネコン建替え工期 約6カ月→無害化封じ込め 約1カ月間)
日中の施工でしたが、
天井ボード等は外すことなく天井内部での作業で完了したため、
施設の稼働に影響を及ぼさずに施工することができました。
もちろん、作業中のアスベストの漏洩はなく、
作業中の作業場内でもアスベスト粉塵濃度は環境省の基準値以下でした。
天井内の鉄骨に被覆された箇所以外にも、天井ボード裏面や配管、
ダクト上に滑落・堆積しているアスベストにも無害化封じ込め処理対策を実施し、
より安全化が計れました。
アスベストを人体へ無害な形質変化させたと、
安全化の説明責任を果たせるようになりました。
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