導入背景
2017年度に問題となった札幌市の煙突アスベスト問題を受けて、
厚生省からの再度詳細の調査を行うように通達が出たことをきっかけに、調査を行いました。
調査をしたところ煙突の断熱材にアスベストが含有されており、
経年で断熱材は一部損傷し、表層も劣化していて、
アスベストが飛散してしまっている可能性がありました。
物理的に断熱材のみの除去は難しく、
煙突の解体・新設工事を実施した場合は工期約6カ月以上かかるとされ、
施設の稼働を止めることは極力避けねばなりませんでした。
また、地域住民や来場者・従業員からの指摘を受ける前に早急に対策を行う必要がありましたが、
最適な方法が見つからずに困っていました。
導入のきっかけ
・無害化封じ込め施工の場合、指定期間(休館予定期)に施工が完了し、来場者等に影響を与えず施工が可能なこと
・厚生省の調査依頼通達を受け、法改正によりアスベスト対策がコンプライアンス上、対策しなくてはならないと判断されたこと
・国の認証機関より学術的な裏付けを元にしたアスベスト無害化の審査証明が発行されていて、自治体や同業他社でも多くの実績があったこと
導入効果
・費用
→除去対策費用の約2分の1
(ゼネコン除去見積 約5千万円以上→無害化封じ込め 約8百万円)
・工期
→除去工法の約36分の1
(ゼネコン除去工期 約6カ月→無害化封じ込め 約5日間)
除去工事に比べて施工期間が短く、
かつ休館日に作業を行うことで、
施設の稼働を止めずに対策を行うことに成功しました。
狭い煙突内部にも、カメラ付回転式噴霧器を使用することで、 人間が入ることの出来ない細長く狭い場所への施工ができました。
作業中のアスベストの漏洩はなく、
作業中の作業場内でもアスベスト粉塵濃度は環境省の基準値以下で、
作業員に対しても安全性が高いことが証明されました。
「アスベストを人体へ無害な形質変化できた」と、
安全化の説明責任を果たせるようになり、大変満足していただけました。
お問い合わせはお気軽に!
アスベスト無害化.comをご覧頂きまして誠にありがとうございます。
高天井・煙突など実はやり残していたアスベストの無害化は「アスベスト無害化.com」にお任せください!
施設稼働を止めずに、周辺環境が厳しい箇所への施工も可能です!
お電話でのお問い合わせはこちら
03-3433-8378
営業時間 9:00~17:00
メールでのお問い合わせはこちら
お問い合わせフォーム
24時間受付